私たちのこだわりの。
それは、「石臼挽き」であること。
粉がもっとも影響を受けるのは、
「熱」です。
機械で挽くロール挽きだと、その熱が高く上がってしまい粉の風味を著しく下げてしまいます。
低温でゆっくりと挽く。
これこそが粉本来の風味を守ることができます。
私たちの使う粉は、こだわりの石臼挽き。
とにかくお客様に本来の豊かな風味を
味わっていただけるように丁寧に手間をかけた
石臼挽きの粉です。
いくら粉にこだわっても、
結局打ち方が下手だと台無しです。
京都で培った老舗の技を
私たちは学び、さらに磨き。
「黒い手打ちうどん」が完成。
国産石臼挽きの小麦粉と、
地元魚沼産コシヒカリの米粉を使い、独特なもちもちツルツルとした食感をお楽しみいただけます。
本来では小麦粉のみを使ったものが「うどん」といいますが、米粉をつかうことから御飯の「御」と「麺」とで御麺と名付けました。
十日町の蕎麦といえば、
「ふのりそば」
つなぎにふのりを使うことで、
ツルツルとした食感と強いコシが特徴です。
しかし、さらに私たちはふのりそばの美味しさを追求し、
より細めに打つことで、
蕎麦本来の楽しみ方。
「喉ごし」を追求しました。
ずるずるっとすするたびに、
水々しいふのりそばの香りと、
喉ごしを楽しめます。
もちろんそば粉もこだわり、
地元産の「玄そば粉」を使っています。
雪国の豊かな土と水と雪で、育まれた蕎麦粉。
ふのりとの相性はとにかく抜群です。
麺に負けない「つけ汁」造り。
うどん・蕎麦屋の醍醐味です。
「焼あご」は、トビウオを遠火で時間をかけて焼いたもの。
そして、カビ付けの「本枯れ節」は、最高の出汁が引けると言われているもので、この2つの出汁を喧嘩させないように引くことが最も難しい手間のかかるところです。
手間を惜しまず、麺を引き立たせるつけ汁をお楽しみください。